SSブログ

話を聞いてもらう [それから]

一週間後、動物病院に、お菓子と手紙を持って報告に行った。
動物病院ではよくあることだろうと思っていたけど、
いつも往診に来てくれてた先生が涙目で受け取ってくれて、
すごくうれしかった。

18年分の写真からいいものを選んで、グーグルフォトのアルバムにした。
猫を飼ったことのある人に、話を聞いてもらいながらそれを見せると、
みんな涙目になる。

「今でも思い出して泣く」
「何匹看取ってもそれぞれの猫ことを思い出して泣く」
と言う。
そうかあ、そうなのかあ。

旅行のときに預かってもらっていた親戚の家にも、報告に行った。
そこのおうちで直近亡くなった子も、
いつものところで水が飲めなくなったって。
ご飯をほかの子が食べるから自分も食べようとするけど、食べられないとか。
頬がガリガリになったとか。
わかるー。

火葬したそうで、骨壺をあけて骨を見せてくれた。
頭蓋骨の出っぱりがわかった。
飼い主以外にはなつかない猫だったので、
なんと、骨になってはじめて触れた(笑)。
合計7匹飼ってきたけど、どの猫も、その瞬間は見てないそうだ。


参加しているウェブマガジン(http://dosuru40.com/)の仲間の家では、
偶然にも、同じ頃に旅立つ猫が多かった。(ちなみに私のHNは「プリ子」です)

https://tampopotai.exblog.jp/29478616/
同じキジトラだけど女の子。お風呂場に行くのが同じ!

http://dosuru40.com/nankasugoi/65009/
ぺらぺら!


たまに行く古着屋さんでも、話をした。
ちょうど最近、海外に買い付けに行ってる間に猫が危篤になって、
帰ってきたらもう意識がなかったそうだ。
でも、呼びかけたら耳だけ動かしたそうだ。
疲れて寝てしまった間にいってしまったそうだ。


お別れもそれぞれなんだな。

茶々丸も、一番最後は、ずっと、すーっすーっと息だけしていたから、
一人が見ていたとしても、
小さい発作が起きたときにもう一人を呼んで、急いで駆けつけても、
間に合わなかった可能性はある
(たとえばトイレ行ってるとか、ベッドで寝てるとか)。
くはーって息は聞けたかもしれないけど。

だから、最後の瞬間を見れるっていうのは、本当に偶然のようなものだ。
逆に言うと、どんなお別れでも、神様が決めることだし、
その猫が飼い主との関係性の中で、これがベストだと選んだことなんだと思う。


nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
遍在しているふたたび、本 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。